【道路使用許可】全国でオンライン申請＆キャッシュレス化？
kumagaisyoshi令和５年８月１日、デジタル庁長官の河野太郎大臣から嬉しい発表がありました。
令和６年４月から全国で道路使用許可のオンライン化＆手数料キャッシュレス化が始まるとのこと。
河野大臣記者会見（令和5年8月1日）｜デジタル庁 (digital.go.jp)
道路行政の革命となるか？
さて、先の記事「【道路使用許可】道路使用許可のオンライン申請 」でも触れましたが、既に限定的ではありますが、道路使用許可のオンライン申請は全国で可能になっています。
しかし、大きな課題が２つ残っていました。
１つ目は「オンラインでは新規許可取得ができない」こと。
２つ目は「結局は手数料納付の際に所轄警察署に直接行かなければならない」こと。
この発表の通りに計画が実行されれば、少なくとも手数料納付の問題は完全に解決します。
これはかなり大きな前進であると評価できるでしょう。
また、もう一つの課題であった新規取得の開放もこの際に解決されれば、道路行政の革命となります。
行政書士の仕事が奪われる？
これは我々行政書士にとっても大変嬉しい限りです。
「いや、完全オンライン化してしまったら行政書士に頼む必要がなくなるのではないか？」
と思う人も多いと思います。
ですが、自分はそうは思いません。
何故なら、申請に必要な平面図等の図面は、誰かが必ず現地で測量をして実測値に基づいて作成したものではならないからです。
グーグルアース等の航空写真では、どうしても実尺とズレができてしまいます。
そう。どんなに時代が進化しても、図面とは必ず誰かが現地で測量をしなければならないのです。
そこで、機動力と測量技術に長けた行政書士の出番がむしろ増える機会なのです。
今後の道路使用許可の完全オンライン化にはますます期待が高まるばかりです。
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投稿記事 - 熊谷行政書士法務事務所 広島県広島市 (lo-kuma.com)
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