意外と簡単!広島県三次市の農振除外申請書の書き方ガイド

農振除外の申請を行う際、最も重要となるのが「農業振興地域整備計画変更申出書」の記入方法です。
正確に記入することで、申請がスムーズに進み、無駄な手戻りを防ぐことができます。
今回は、広島県三次市で農振除外申請を行う方のために、申出書の具体的な書き方と注意点を解説します。これを参考にして、ぜひ自信をもって申請書の作成に取り組んでください。

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農振除外申請書の基本構成

農業振興地域整備計画変更申出書の基本構成は以下の通りです。

  1. 申出日・宛名
  2. 申出人の情報
  3. 申出土地の状況
  4. 変更後の土地利用計画
  5. 変更理由と影響の記述
  6. 添付書類

これらの項目を一つひとつ詳しく見ていきましょう。


申出日・宛名の記入

冒頭には、申出日と宛名が記載されます。日付は申請を提出する日、宛名は「三次市長 様」と記載します。申出日や宛名の記入漏れがないよう注意しましょう。


申出人の情報

記入項目

申出人情報には、申出人の住所、氏名、電話番号を記入します。ここで重要なのは、申出人が土地の所有者であるか、転用事業者であるかを明確に示すことです。土地の所有者が申請を行う場合は、所有者名を記載し、転用事業者が申請する場合は、土地所有者からの同意書や承諾印が必要です。


申出に係る土地の状況

次に、除外申請の対象となる土地の情報を記入します。このセクションには以下の項目を含めます。

  • 土地の所在地
    町名や地番など、申請対象の土地がどこにあるのかを具体的に記載します。
  • 地目
    田や畑など、土地の種類を記入します。
  • 土地利用状況(生産状況)
    農作物の生産状況など、現在の土地利用状況について記載します。
  • 面積と除外面積
    除外対象となる面積(㎡)を記入します。除外面積は、農用地区域から除外する予定の部分の面積であり、他の用途に転用する際の重要な数値です。

変更土地利用計画の概要

申出書の中で最も重要な部分の一つで、転用後に土地がどのように利用されるかの概要を具体的に示します。

記入項目

  • 用途・施設
    農家住宅、一般住宅、駐車場、資材置場など、具体的な用途を選択します。複数の用途がある場合には、それぞれ記入します。
  • 規模と構造
    建物の延床面積や構造(例:木造1階建、鉄骨造など)を詳しく記載します。建物や車庫、物置など複数の構造物がある場合は、それぞれの面積を合計した所要面積も記載しましょう。
  • 変更後の使用者
    転用後の土地を利用する人の住所と氏名を記入します。所有者と転用者が異なる場合は、両者の関係(例:親子など)も明記するとわかりやすくなります。

変更理由と周辺農地への影響

次に、申請理由と転用による影響について記載します。ここでの記入内容が、申請が受理されるか否かを左右する重要なポイントです。

(1) 申出地を除外・変更する理由

農地を転用する理由や目的を詳しく説明します。たとえば、親族の介護のための居住地が必要である、家族構成の変化に伴い新たな住宅が必要であるといった具体例が求められます。

(2) 周辺農地への影響

申請した農地の転用が周辺農地に与える影響についても詳細に記載します。農地が集落に接しているため、農地の集団性や安定した利用には影響を及ぼさない旨を説明しましょう。また、周辺農地が個別利用である場合や担い手の農業経営に支障がない場合は、その旨も記載します。これにより、農地転用による影響が最小限であることを示すことができます。


当該申出地を選定した理由

(1) この土地でなければならない理由

当該申請地が、転用用途に最も適している理由を説明します。他の土地の検討が不可能であることや、農地の集団性を損なわず、周辺農地の耕作に支障が出ない旨を記載します。これにより、農用地利用の妥当性を示すことができます。

(2) 代替地の検討結果

転用対象地以外の土地を検討した結果についても説明します。例えば、「建設に必要な面積を満たしていない」や「周辺の耕作に影響があるため候補外とした」など、具体的な理由を記載することで、該当地での転用が唯一の適切な選択であることを示します。


関係法令の許認可手続き

農地法や都市計画法に基づく許認可の状況についても記入が必要です。たとえば、「協議済」「協議中」「協議予定」など、進捗状況を明記します。他の法令に基づく許認可が農地転用に関係する場合、同時に申請を進めることが重要です。


添付書類の準備

申請には、以下の書類の添付が求められます。これらの書類は申請内容を裏付けるために重要なものです。

  • 位置図(2,500~10,000分の1程度)
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  • 地番図(500分の1程度)
公図とは?農振除外に必要な書類を解説

農振除外の手続きには申請書以外にも別紙や添付書類が多々必要です。 今回は、添付書類のうちの一つである「公図」を解説します。

  • 利用計画図(配置図)
  • 登記事項証明書(写し可)
不動産登記簿とは?農振除外に必要な書類を解説

農振除外の手続きには申請書以外にも別紙や添付書類が多々必要です。 今回は、添付書類のうちの一つである「不動産登記簿」を解説します。

  • 現況写真

添付書類の内容が不足していると申請が受理されない場合があるため、事前にチェックリストを用意しておくと良いでしょう。


まとめ

農振除外の申請書は、一見すると複雑に感じられるかもしれませんが、各項目のポイントを押さえ、適切に記入することで、スムーズな申請が可能となります。事前に必要な情報を整え、提出書類をしっかりと確認することが大切です。

最後に

今回は、「広島県三次市の農振除外申請書の書き方ガイド」として、各項目の記入方法と注意点について解説しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この記事が農地転用許可の取得を検討されている方の参考になれば幸いです。

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投稿記事 - 熊谷行政書士法務事務所 広島県広島市 (lo-kuma.com)

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