確約書とは?農振除外に必要な書類を解説

農振除外の手続きには申請書以外にも別紙や添付書類が多々必要です。
今回は、別紙のうちの一つである「確約書」を解説します。
この書式は自治体によっては、そもそも存在しない場合もあります。
このため、申請する自治体に必要書類を事前によく確認してから作成に着手しましょう。

どんな場合に必要なのか?

「確約書」は、転用目的の如何を問わず必要になる書類です。
以下の内容をご覧いただけば、その理由が見えてくるかと思います。
では、実際に書式のヴィジュアルを見てみましょう。

作成要領

①申請日

ここは空欄のまま提出します。

②申請者及び転用事業予定者の情報

申請者及び転用事業予定者の住所、氏名、連絡先を記載します。
農地転用に限ったことではありませんが、申請書書類にはこのように申請者等の個人情報を記載する欄が多々あります。各書類の記載内容に矛盾が発生しないように気を付けましょう。

③土地の所在

転用対象地の所在地、地番、地目、面積、除外面積、変更後の土地利用計画を記載します。
この転用対象地の情報も、この書類以外の申請書類の中で何度も記載を求められる内容です。各書類の記載内容に矛盾が発生しないように気を付けましょう。

確約書の目的

この確約書は、申請書本紙で既に記載した事項を再度記載するだけです。新しい情報は何一つありません。
それもそのはず、確約書とは「役所の指示に従い、適切に転用します」という誓約を結ぶことを目的としているからです。
そのため、記載内容は全て申請書本紙のコピペで完結します。何でこんな書類を作成しなければならないのだと感じる方も多いかと思いますが、定型書式に含まれている以上は決して無視できません。素直に作成しましょう。

最後に

今回は確約書の記載方法について解説しました。
こちらの書式は、そもそも必要としない自治体もあり得ますので、作成に着手する前に、所轄の役所に必要の有無を確認しましょう。

今回は以上で終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この記事が農地転用許可の取得を検討されている方の参考になれば幸いです。

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投稿記事 - 熊谷行政書士法務事務所 広島県広島市 (lo-kuma.com)

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