道路使用許可証記載事項変更届の書き方【道路使用許可】

 道路使用許可証記載事項変更届は、すでに取得した道路使用許可の内容を変更する場合に警察署に提出しなければならない申請書類です。
この届出を怠った場合、道路法違反になります。
今回は、 道路使用許可証記載事項変更届の書き方について解説します。

概要

記載事項

道路使用許可証記載事項変更届の記載事項は以下の通りです。

  1. 申請日
  2. 許可権者
  3. 申請者の現住所、法人名等、役職、氏名
  4. 許可証番号
  5. 許可年月日
  6. 変更の内容
  7. 変更の理由

フォーマット

実際のフォーマットは以下のリンクから参照及びダウンロードできます。
437937.docx (live.com)【広島県警HP】

作成要領

申請日

窓口に提出する日を記載します。
なお、広島県では空欄のままでも受け付けてくれるため空欄のまま提出することを推奨します。

許可権者

道路使用許可申請書に記載した許可権者を転記します。

申請者の現住所、法人名等、役職、氏名

道路使用許可申請書に記載した申請者の情報を転記します。
なお、必ず道路使用許可申請書に記載した申請者と同一人物にして下さい。
ただし、申請者そのものが交替した場合は現在の申請者の氏名を記載します。
例:代表取締役A⇒代表取締役B

なお、申請者である会社そのものが変更になった場合、会社合併または会社分割の場合を除いて変更届ではなく新規許可を申請しなければなりません。
例:株式会社A⇒株式会社B(株式会社Aとは何の関係もない他社)

許可証番号

変更したい許可の許可証番号を記載します。

許可年月日

ここは変更したい許可の許可年月日を記載します。

変更の内容

変更したい内容を具体的に記載します。
例:現場責任者を変更する場合、新しい現場責任者の住所、氏名、電話番号を記載します。

変更の理由

変更に至った理由を具体的に記載します。
例:現場責任者を変更する場合、現場責任者の転勤等の理由を記載します。
なお、場所または区間並びに期間の変更をする場合は変更届ではなく新規許可を申請しなければなりません。
ただし、期間を短縮する変更は変更届で対応できます。
また、使用する車両及び機械の変更については、軽微な変更であれば変更届を提出する必要が無い場合もあります。
この運用については各警察署によって取扱が異なるため、変更届が必要かどうかは必ず所轄警察署に確認しましょう。

最後に

道路使用許可証記載事項変更届は本体自体は作成は非常に簡単です。
難しい図面等は特に必要ありません。

今回は以上で終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この記事が道路使用許可の取得を検討されている方の参考になれば幸いです。

また、この他にも有益な情報を逐次投稿しております。よろしければ他の記事もご覧ください。
投稿記事 - 熊谷行政書士法務事務所 広島県広島市 (lo-kuma.com)

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